似非理系日記

日々思ったことをジャンル問わず書いていきます。

熱中症で子供を殺す学校を取り巻く問題点

足りないのは"社会常識"ではなく、"学校の存在意義を理解した大人"だと僕は思う。

今回の"事故"(最も僕には殺人事件に見えるのだが)は「教員に社会常識がないから起きた」と言う人をよく見る。
しかし、これは間違いだと思う。
なぜなら、"おかしな社会常識"もたくさんあるからである。
始業時間は厳守だけど残業は当たり前な社会で共有されている"常識"を学校に持ち込んだところで、熱中症の代わりに過労死する人間が続出するだけだ。(現に実質的な無償労働をしている先生方も多いのは知っています。これが加速するだけだと思うのです。)

では、今の学校を取り巻く環境に足りないものは何なのか?
その答えは"学校の存在意義に対する大人の認識"だと思う。
学校は子供を育てる場所だという認識が大多数の大人にあれば、非科学的な「暑さに耐えさせる教育」などは説得力を失うだろう。

ぼくが嫌いなもの

先日、彼女と電話をしているとき「あなたは”これはいや”ってもの、ある?」って聞かれた。

僕は「クチャラーとご飯粒をたくさん残すやつが生理的に無理!笑」って答えた後にしばらく考えてから、「ちゃんとごめんなさいが言えない人は苦手かな」って言った。

 

そのことを思い出しながら、”自分の嫌いなもの”について考えていた。

彼女の前では嫌われたくなくて”人をコケにして笑いをとる人”が嫌いって言えなかった。なぜなら、僕にもそういう部分があるからだ。普段はそういう部分が出ないように心がけて入るけど、どうしても出てしまうことがある。

例えば、自分がどうしても見下してしまうような要素を持っている人が媚びたオーラを出しながら接してきた時とか。

だから、”人をコケにして笑いをとる人”が嫌い

っていうのは”自分にも嫌いな部分がある”っていうことも同時に表しているって、この文章を書きながら気づいた。

 

どうして、こういう”クセ”って直すのが難しいんだろうね。

これは僕の想像に過ぎないんだけど、きっと人の脳の回路は特定の場面に対して反射的に特定の出力をするようにできてるんだと思う。そしてその回路は使われる時間と回数に比例してどんどん強くなっていく。

 

そこで、僕のこの人を馬鹿にしてしまう回路は、いつ生まれたのかってことが気になるようになる。

 

きっと小学校の時にさかのぼるんじゃないかな。

僕が所属していた野球チームの同い年のメンバーは人を馬鹿にするような子ばかりで、その子たちとその親が幅を利かせていたから、人間のコミュニティーで幅を利かせて快適に過ごすには人をこばかにするような人になるのがいいのだと勘違いしてしまったのが原因なんだと思う。

”自称常識のある”僕の親は、特に母親は、イケてる人間には見えなかったし。

その親が言うことに説得力が感じられなかったんだろうなぁ。

 

子供の見てる、知ってる世界っていうのは大人が想像するよりはるかに狭い。

だから、子供のころに”ゆがんだコミュニケーション”が当たり前のコミュニティに属してしまうと、それが当たり前だと思って成長してしまうんだな。知らんけど。

きっと、スラムで育った子供がギャングになりやすいっていうどっかで聞いたことがある話もそれと関係があるんだろうな。しらんけど。

物理の講義と初めての実験の発表会の感想

今日は一限の時間から初めての実験の発表会に向けて,珍しく物理の講義を受けて,そのあと発表をしてきました.

その中でいろいろ思ったことがあったので,忘れないように日記的な記事を書きます.

 

物理の講義で面白かったこと

・電子と電子の間の斥力は光子によって媒介されている。

ファインマン・ダイアグラムの説明をするときに言っていた。

初めて知ったのでびっくりした。

また、それに関連して

・重力もヒッグス粒子が媒介している
→S先生「すべての相互作用をもたらす物の間には、必ず媒介するものが存在します」と言っていて,「そうなのかぁ。一見物理的に接触していないように見える二者でも、相互作用が働いていたら、その間には何か媒質となるものが必ずあるのか!!」って思ってまじすっきりした。

 

あと、ファインマンが皿回しを計算してそれがのちのノーベル賞受賞した研究につながった話から、

S先生「何気なく実験してるときにポロッと面白い結果や現象が出てきて、それを好奇心を持って探求することがいい成果につながります」と言っていたのがとても印象的だった。

 

その話を聞いて

「勉強したい、知的欲求を満たしたいときに、遊びに誘われたらそんなに遊びたくないのに遊ぶのはアカンなぁ」と思いました。

→なぜなら、それは自分の心の声に従っていない上に,重要な成果を逃すことにつながってしまうから.

 

あとこのTEDの動画が紹介されていて、量子力学の考え方が生命医科学にどのようにかかわっているか、がめちゃ面白く紹介されていてまたあとで見ようと思った。

 

www.ted.com

 

発表会の感想

・できれば1ページ一分ペースにしたほうがいいね(じゃないと目が追いつかないね)

・データ処理してる中でん?って思ったやつを無視しちゃって、面白い事実に気づけんかったのは悔しい(負のマスキング量について)

・先生のつっこみってするどいなぁっておもった
(「よくそこ気づくな!?」ってところに気づくし、やっぱ大学の先生は頭がいいなぁと思った)

このおっさんの動画面白い(数学の話:ネイピア数eの本質)

今日5ちゃんねるの数学についてのスレッドを見ていてこの動画を見つけたので再生したら、思いのほか面白かったのでメモとして記事に残しておくことにした。

www.youtube.com


とくに面白かったのは。
ネイピア数の定義
e= \lim_{n \to \infty} (1+\frac{1}{n})^n
 を展開して
e=1+n1\frac{1}{n}+\frac{n(n-1)}{2!}1\frac{1}{n^2}+\frac{n(n-1)(n-2)}{3!}1\frac{1}{n^3}+・・・・
とするとき、
\lim_{n \to \infty} \frac{n(n-1)}{2!}1\frac{1}{n^2} =\lim_{n \to \infty} \frac{n-1}{2!n}
となりこれを約分して、
\lim_{n \to \infty} \frac{n}{2!n} - \frac{1}{2!n}
\lim_{n \to \infty} \frac{1}{2!} - \frac{1}{2!n} nについて約分した
\lim_{n \to \infty} \frac{1}{2!} - \frac{1}{∞}
\lim_{n \to \infty} \frac{1}{2!}
となり同様にほかの項も階乗分の1だけがのこるところ。

あとは、二項定理の覚え方とかも面白かったけど初めてtexつかって疲れたので今日はこれぐらいにして寝る。

Testosteroneのツイートみたいな文章をかくには

Testosterone(@badassceo)のツイートみたいな説得力がある文章を書けるようになりたいなぁ~と思って、以下のツイートを自分なり分析してみた。

 

分析してみた結果、該当ツイートには大まかに次のような特徴があることが分かった。

・身の回りにある、”不安になるような出来事、事柄”の対処法を「断定形」で述べている。

・メタ的な考え方(当たり前で、みんな同意できる考え方)を用いて、自分の主張する内容に説得力を持たせる。

 

これだけではわかりにくいと思うので、これらを踏まえて上記ツイートを分析していく

 

>>気の合わない連中はほっとけばいい。

→”気の合わない連中”という”身の回りにある不安になるような出来事、事柄”の対処法を”ほっとけばいい”という「断定形」で述べている。

 

>>人には合う合わないがある。別にそれは悪い事じゃなくて当たり前の事だ。

→”人それぞれなのだから、会わない人もいる。”というメタ的な考え方で自分の主張に説得力を持たせている。また、ここでも断定形を用いている。

 

これ以下の文章においてもよく見てみると、

>>無理に好かれようとする必要も、無理に好きになろうとする必要も、無理にいがみ合う必要も一切ない。ただシンプルにほっとけばいい。時間は有限だ

赤字で示した断定形と青字で示したメタ的な考え方が多様されていることがわかる。

 

 

まとめ

公理的な事柄(当たり前のこと)で、世の中にはびこる日ずんだ考え方を断言形でぶった切ればTestosteroneみたいなツイートができそうだと分かった。

まぁ僕には筋トレをするバイタリティが足りていないのだけど。